坂本政務官は正論を撤回せず、初志を貫徹せよ

自民党・坂本政務官が持論を撤回したのは、これで2度目です。坂本政務官は以前自分の公式サイト(http: //s03.megalodon.jp/2009-0106-1406-57/www.tetusi.com/mani/index.html)でこのような発言をしております。

●雇用の充実
最近は派遣社員が増えています。企業の生き残りを考えるといつでも首を切れる社員が一番便利です。しかし、将来の生活設計を立てられるような雇用の安定が必要です。そのことが仕事への誇りや愛社精神を生み出し、ひいては優れた技術に結びつくはずです。派遣労働者社会保障の充実、一方で企業の社員に対する責任が求められます。
これまでの日本企業の良さをもう一度認識する必要があります。

一体これはどこの野党の選挙パフォーマンスマニフェストだ、日本経済の成長性とエネルギーを維持する為に、自公連立政権と経団連等が懸命に進めてきた派遣労働法を根幹から否定するような、労組のような発言だ、これから自民党経団連が、企業が派遣や契約どころか、正社員でも容赦なく首を切れる、活性した社会を作り上げようとする前に、こんな前世紀の遺物のような古い概念を引っぱり出すとは何事だ、と怒られる人も多いと思います。

過去の日本は押しつけ憲法による歪んだ教育の結果、サヨクと組合ばかりが強い歪んだ雇用関係が結ばれ、もっと人件費を減らしたい、労働者を簡単に解雇したいという国民の意思に反して、労働者の地位が守られる傾向にありました。われわれ真に日本を愛する保守派はそれらを否定し、小泉内閣以来自民党が進めてきた、新自由主義による自己責任に基づいた、活力ある日本経済と社会を構築していかなければなりません。

しかしプロ市民サヨクの巣窟と化した日比谷公園派遣村について、正しい歴史に目覚めたのでしょう。坂本政務官は、正論を述べていました。

総務省坂本哲志政務官は5日、同省の仕事始めのあいさつで「年越し派遣村」について触れ、「本当に真面目に働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」と述べた。
坂本政務官はまた、昭和40年代の学生運動を引き合いに出し、集まった人たちについて「(厚生労働省の)講堂を開けろ、もっといろいろな人が出てこい(と主張した)。何かしら学生紛争の『学内を開放しろ、学長よ出てこい』という戦術、戦略が垣間見えるような気がした」とも述べた。

おっしゃる通りです。あそこに集った人間は、ブサヨク共が提出した派遣法を自公連立政権が政局の為に堂々と否決したことを逆恨みし、労働とは無関係のプロ市民達が運営し、ただ怒鳴っているだけの危険集団です。まるで中国大使館の前に集った(政府の意図に反して古くから運動を細々と続けているTSNJ やチベット議員連盟とは無関係な)チャイナフリーのデモ集団が韓国人に「竹島返せ」、警察官に制止されれば「権力の犬」と怒鳴り、集まった公園で「朝鮮人は出て行け」と、全くチベットには無関係の怒号を発していたようなものです。このような自分の思想の為に他者を利用するような輩は、1年経てば全く相手の事を忘れ、次の攻撃先を探して利用する相手を嗅ぎ回るものです。おそらく状況が手に負えなければさっさと撤退してしまうでしょう。

そんな中、坂本政務官派遣村を訪れる事無く、派遣村の胡散臭さを看破致しました。まるで沖縄反戦大会とその関係者に直接取材しないでそのいかがわしさを見抜いた記者のような英明さです。無論スーパーに視察に行ってカップラーメンの価格が400円だの、居酒屋に行けばほっけの煮付けを食べただのと頓珍漢な事を言い出すような視察ならばしない方がマシに決まっています。ついでながら、このような頭のキれる坂本政務官を任命した麻生閣下の英明さにも感服いたしました。

ところがこのような正論を述べたが為に、坂本政務官ブサヨクと売国マスゴミの総攻撃を食らい、せっかくの「正論」を撤回する羽目になりました。

 総務省坂本哲志政務官は6日午前、同省で記者会見を行い、仕事や住居を失い、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らを「本当にまじめに働こうとしている人たちか」と述べたことについて、「関係者に迷惑をかけた。発言を撤回し、深くおわびしたい」と謝罪した。辞任の考えについては「職責をまっとうしたい」と述べた。ただ、民主党側は坂本政務官の解任要求の構えを崩しておらず、序盤国会の焦点となりそうだ。
 坂本氏は記者会見で「地方では協力して(失業者に)寝る場所を貸すなど、懸命に努力している。東京には派遣村があり、どこに訴えていいか分からない地方とは別次元のように思った」と、発言の背景を説明。さらに「(東京で)集まった大人数の中には、派遣切りで職を求めている人ではない人も入っているのではないかと頭をよぎった。実態をよく把握しないまま発言した」と釈明した。

これはわれわれ真に日本を愛する日本人への裏切り行為です。売国ブサヨクどもの攻撃に耐えきれずに白旗を掲げるなぞ、KY安倍やチンパン福田並みの、自己保身しか考えない裏切り行為です。

しかも本来彼の正論を守り、共にプロ市民売国奴たちを批判し民主党を叩く政局につなぐべきである自公連立与党は、早々と謝罪してしまいました。

麻生首相「私は、あの坂本政務官の発言は、今のこの状況を考えては、不適切。そう思っておりますんで、指名したのは鳩山邦夫総務大臣ですから、官房長官をして鳩山邦夫大臣から政務官に、言うことをきちんと言わしめるように指示をしました」
●河村官房長官「職を失い困っている人がいることを考えると不適切だ。深刻な事態だと承知してもらわなければならない。発言には十分気をつけてほしい」
●鳩山総務相「監督不行届だった」

一体彼らは何処の国の人間なのでしょうか。河野・村山談話を継承し韓国ばかり行っている首相に、在日韓国人地方参政権授与に賛成している官房長官に、アルカイダとコネのある総務大臣、というか3人とも日韓議員連盟に所属している媚韓派ではないですか。このような売国奴に、真の日本人の為の正論を述べた坂本政務官が頭を下げさせられたのは、国辱ものであると断定できます。

このような正論をねじ曲げる、独裁者によって言論の自由が許されない政党なぞ、自由で闊達な論議を保証した平和憲法の国・われらが日本には不釣り合いです。坂本政務官は己の揺るがない信念を守る為に、中山閣下や田母神閣下のように辞表を叩き付けでも、己の信念を守るべきでしょう。
今後の正しい道に目覚めた坂本政務官の大勝利を祈らずにはいられません。